■ 対象者
RxJava初級者〜中級者
■ 概要
Android開発にRxJavaを取り入れる事例がかなり増えてきており、Androidの標準APIのイケてない部分を解消したり、複雑な非同期処理をうまく記述したり、といった知見はかなり充実してきていると思います。一方で、RxJavaを使う場合のエラーハンドリングに関する知見はそれほど広まっていないのではないかと感じます。そこで本発表では、エラーハンドリングにおけるいくつかのパターンを取り上げて、RxJavaを使った実装方法を紹介したいと思います。
■ 目次
- RxJavaのおさらい
- RxMarblesについて
- エラーハンドリングで使うOperatorの紹介
- onErrorReturn
- onErrorResumeNext
- retry
- retryWhen
- よくあるエラーハンドリングの実装方法
- Toast/SnackBarを表示する
- 代わりのデータを表示する
- リトライする
- 少し複雑なエラーハンドリングの実装方法
- リトライするかどうかをユーザーに委ねる
- エラーの種類によって異なるハンドリングを行う
- 他にもいくつか追加予定
About the content
2017年3月のDroidKaigiの講演です。映像はRealmによって撮影・録音され、主催者の許可を得て公開しています。