対象:
Android開発の経験がある方、興味がある方
概要:
業務で開発していたトーク機能を持つアプリに独自絵文字を実装した話をします。
誰かとメッセージのやりとりをする際に、単純な文字だけ送るよりも絵文字を追加することで表現豊かなメッセージを送ることができます。絵文字はガラケーの時代から存在しており、スマホがメインになった現在においてもキャリア独自の絵文字やキーボードアプリ独自の絵文字など様々な絵文字が存在しています。私が開発していたトーク機能を持つアプリでもそういった絵文字が多く使われていましたが、端末の違いによって送信側と受信側で異なる表示になってしまうことも少なくありませんでした。
そこで、アプリ独自絵文字を実装することで絵文字を使った表現豊かなメッセージを、表示の違いなどが起きないよう可能にしました。実装にあたってはトークで使うため表示の高速化や絵文字自体のクオリティにも注意して実装していました。発表では実装にあたって苦労した点、どうやって乗り越えたか、そこから得た知見などお話できればと思います。
目次(予定):
- 絵文字導入にいたる経緯
- 絵文字導入前に必要な機能を洗い出す
- 実装中にあたった壁と解決方法
About the content
2017年3月のDroidKaigiの講演です。映像はRealmによって撮影・録音され、主催者の許可を得て公開しています。