Swift+RealmでMacアプリケーション
株式会社ドワンゴの古林俊祐さん (@econa77)にClipyというクリップボードを拡張するMacアプリケーションをRealmを使って開発した際の知見を話していただきました。Clipyはクリップボードを拡張して履歴を扱えるようにしたり、スニペットを管理する機能などを追加することができるアプリケーションで、ClipMenuという同様のアプリケーションが前身になっています。ClipMenuが最近のOSではうまく動かないところが出てきてしまったので、オープンソース化されたClipMenuを参考にSwiftとRealmを使って新たに書き直したものがClipyとなります。現在は前身のClipMenuに機能的に及びませんが、いずれはスニペットのマーケット機能なども追加したいとのことです。
Realmを利用しようと考えたきっかけは、勤め先のドワンゴのプロジェクトで導入を検討していたので、まず個人のプロジェクトでノウハウを蓄積するためです。Realmは非常にうまく活用でき、今後も使い続けていきたいと考えています。
Tipsとして話された、RLMResultsオブジェクトが常に最新の状態を反映する点や、RLMArrayが順序を保存する点をうまく活用する方法や、SwiftのEnumをキレイに扱う方法などがたいへん参考になります。
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